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■ドア音などの効果音は全て警笛で鳴ります
ループ再生が前提でない車両の効果音(ドア音等)は、警笛サウンドに充てて再生しています。警笛は一度再生され始めると再生し終わるまで次のサウンドを再生することが出来ません。
そのため、被り対策としてドア開閉サウンドやドアアナウンス等は再生中に警笛を使う他の操作を拒否するようにしています。
が、本来の「警笛」と、方向転換時の効果音再生には実行中に拒否する処理を組み込めませんでした。(後者はやらなかっただけですが。)
例えば、方向転換や警笛を鳴らした直後にドア開閉等の動作を行なうと、サウンドが再生されずに暫くの間はいくつかの操作が受け付けなくなる、ということが発生しますので、ほんのちょっと御注意を。
■信号は逆走非対応です
逆走(正方向は左側通行)させた場合、自動運転中でも停車用センサーは反応しないので駅以外の変なところで止まることはありませんが、信号はアクセサリー的に設置しているので逆走には対応していません。
また、逆走した後に正方向に戻しても暫くは正常通り動作しない可能性がありますが、1週する頃には正常な動きに戻ると思います。
尚、アクセサリーとして割り切っているので、信号の色次第で自動で減速する等の機能は積んでいません。
■m4gとトラコンモードとSetTimerVoltageの相性
厳密には相性が良くないのは、トラコンとSetTimerVoltageだと思われます。
・・・かと言って、全く以って致命的なものではありませんし、相性を悪くさせる使い方を僕がしているからに他ならない訳で、自業自得というヤツですが。
m4gサウンドギミックは、簡単には「数十ミリ秒毎に速度を調査し、事前に設定済みの相当のサウンドに切り替える」という仕事をしています。
本当はもっと複雑な動きをしているんですが、詳しいことは開発者ghost氏のwebサイトを参照してください。(m4gの解説ページ:http://www.nodus.ne.jp/ghost/vrm/m4g_sound/index.html)
一方、SetTimerVoltageについて、このレイアウトでは少々強引な使い方をして「速度制御のロック」要は、作者の意図どおりに確実に動かす、というやり方をしています。これが相性の悪さを誘発しているのは確かではあるんですが・・・。入力モードをトラコンのままで自動運転に移行させると、走行中に走行音が途切れるようにして綺麗に再生されません。入力モードを通常にするとこの現象は発生せず、恐らくはトラコンの特徴である走行抵抗による減速がシステム上では発生しており、速度が落ちる毎にSetTimerVoltageにより指定速度に加速 → m4gが加速を感知して走行音切替を実行、という事であろうとは思います。本件はパソコンの処理速度によっては再現しません。(スペックが高い程に発生しやすいようです)
対策として、自動運転移行時と、[Z]または[Shift]+[S]実行時にSetInputMode命令を実行させて通常モードになるようにしました。
尚、これらは遊ぶ側に於いては、自動運転中にトラコンモードにさえしなければ良い、と言うだけのお話ですので、特段心配はいらないかと思います。一応、個人的なメモ的に経緯を書き残しておくものです。
■速度操作ロックは2種類あります
これもまた個人的なメモ的に書き残しておきます。操作方法の解説内でも、「速度動作をロック」という言葉を多用していますが、実は「ドア開」により実行される「速度操作のロック」は先述のSetTimerVoltageを利用した強引なものではなく、謂わば定石に則ってSetFixVolumeModeを使用したものです。
個人的な都合により、SetFixVolumeModeによる電圧固定はドア操作と連動させる必要があるため、[Shift]+[Z]によるリセットでは、SetTimerVoltageによる速度固定のみを解除するようにしています。
[Shift]+[Z]でリセットした後も手動操作を受け付けない場合は、SetFixVolumeModeによる電圧固定を疑ってみてください。その場合は[Q]を一度押してみると復帰すると思います。
■File name
#6_No9.vrx
■製作時ver.
ver.4.1.0.4
■使用パッケージ
VRM4 - 6号 のみ
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(C) moko 08/12/14