EF60 99/EF64 53/EF64 1018/EF81 4

EF60 99

EF60 99

平坦区間の貨物列車用に開発された直流電気機関車です。昭和35年に登場しました。初期の製造車両では、クイル式駆動装置を採用、後年、保守などに問題が生じたため、吊掛式駆動装置に変更されました。モデルは、外観が大きく変更された3次量産車です。旧型電気機関車のEH10と同等の能力があります。

EF60 99

EF60 99 EF60 99

EF64 53

EF64 53 01

一般的な山岳地形の路線向けに開発された直流電気機関車です。奥羽本線で使用されていましたが、路線の交流化により、現在は中央本線などに活躍の場を移しています。国鉄時代、難所として有名な碓氷峠の直通運転用として開発されたEF62をベースに碓氷峠向けの各種機能をはずして、平坦区間での高速化を主目的とした改良が行われています。
13から28、56から79号機は、貨物列車専用として客車向けの機能が省略されています。

EF64 53 02

EF64 53

EF64 53 EF64 53

EF64 1018

EF64 1018 01

中勾配区間用に開発されたEF64をベースに上越線の旧型電気機関車の置き換えようとして設計された形式です。基本的な走行性能はEF64と同じで使用線区にあわせて雪対策などを施した関係で車体長が、1番台より大幅に長くなっています。車体側面の大きなフィルターに非対称のマド配置などが外観上の大きな特徴となっています。
台車は、標準機EF81のDT138,139に山岳区間向けの機能が追加されたDT138A,139Aを採用しています。

EF64 1018 02

EF64 1018

EF64 1018 EF64 1018

EF81 4

EF81 4

EF81は、日本海縦貫線での運用を考慮して、交流50Hz、交流60Hzおよび直流区間での走行が可能な三電源方式の機関車として開発されました。1968年に量産先行試作車の1号機が登場しました。
モデルは、最初の量産グループのEF81 4です。ローズピンクの原型色で昭和63年頃のスタイルをモデル化しています。屋上機器、運転台周り、KE59Hジャンパ栓など初期型のもつ特徴を再現しています。

EF81 4

EF81 4 EF81 4