作る

マウスでストラクチャー、レールをドラッグ&ドロップで並べていくだけの簡単な操作で思いのままにレイアウトを作り込むことができます。最大20m * 20mの広大な仮想空間にレイアウトを作ることができます。 レイアウト製作をサポートする、地形ツール、ラベルツールなどを標準装備。いろいろな種類の架線を引くことができる架線ツール、レイアウトに組み込んだ部品から予算を計算する部品リスト、フィーダーの設置位置からショートしないか確認する極性テストなど製作支援も強力です。

集める

鉄道模型シミュレーター5シリーズは、広大な空間に適したレールシステムのアイマジック規格、実際の模型レイアウト設計に欠かせないトミックスファイントラック規格のレール、ストラクチャーなど多彩な部品をパッケージごとに収録しています。模型レベルの品質で実車を再現した車輌モデルは、蒸気機関車から新幹線まで多彩な車両形式をモデル化しています。車両によっては、特定形式レベルまで忠実に再現しています。鉄道模型シミュレーター5シリーズは、パッケージ単位で部品を提供しています。お好みの部品が収録されているパッケージを組み合わせることで車両、レール、ストラクチャーをコレクションできます。

走らせる

鉄道模型のコントローラーと同じように速度のアップダウンで遊べる簡単操作です。スペースバーで形式ごとに設定された汽笛、タイフォンがなります。ヘッドライト、テールライトの点灯はもちろん、テールライトを片側だけ点灯する機関車の入換標識、パンタグラフのアップダウン、ヘッドマークの掲出、貫通扉の開閉など多彩な機能があります。フレキシブルレールによる自然なカーブ区間、カント付きレールによるリアルな傾斜、実際に動作するターンテーブルなど列車を走らせる楽しさを隅々まで味わえます。振り子付き車両は、カーブ区間にさしかかると実車と同様な仕組みで車体が傾斜します。設定が簡単な自動センサーを活用すると、列車の自動運転、閉塞区間の設定などコンピューターならではのプログラム制御が可能になります。


光と影の芸術。鉄道車両専用シェーダー搭載

Windows XP以降で動作するシェーダーモデル3.0の機能を最大限に引き出した、鉄道車両専用のシェーダーエンジンを開発しました。全長の長い車体と複雑なディティールをもつ鉄道車両はシェーダーにとって難しいデータですが、専用シェーダーエンジンによって、光と影を巧みに表現したリアルなレイアウトシーンをお楽しみいただけます。

シャドウマップ

光源と表示するポリゴンの間の遮蔽物をシャドウマップと呼ばれるテクスチャーで判断します。光学的な影ではなく、リアルタイム用の擬似的な影ですが、リアリティが格段に向上します。シャドウマップは、利点と欠点があります。特に光源方向に対して平行になる平面は、シャドウマップの精度が極端に低下して不適切なエッジが現れます。VRM5のシェーダーエンジンは、法線シャドウマップという新開発の手法によりエッジの発生を大幅に減らしています。

シェーディング

表面の光学的な表現をシェーディングと呼びます。VRM5のシェーダーエンジンは、通常使われる計算式をさらに改良して、塗装車体からステンレス車体まで素材の光学的な反射計算を適切に行っています。ステンレス車体の独特な輝きなど車体の質感を楽しむことができます。

ブルーム効果

太陽光が強く当たる場所が輝いて見えるブルーム効果を組み込みました。光が輝くことでシーンに光学的な説得力が加わります。

フォグの透明度

フォグをシェーダーエンジンですべて処理することで、透明度の設定が可能になりました。フォグの強さを任意に設定することができ、シーン表現の幅が大きく広がりました。

全部品がハイエンドシェーダー対応に

車体の質感、影の生成などに実現するために、車両、レール、ストラクチャーなどすべてのパーツがハイエンドシェーダー対応データになりました。現代のシェーダー技術は、ポリゴンデータレベルでシェーディングを制御します。全てのポリゴンに新しいシェーディングデータを追加しています。

メモリー効率が向上

シェーダーエンジンが完全に新しくなり、メモリー効率が大幅に改善されています。Direct3Dのロスト用バックアップを動的に管理することでメモリー効率を改善しました。ノートパソコンなどリソースに制限がある環境での安定性が向上します。